記憶力を低下させる食べ物&食べ方が判明!

「よく噛んで食べなさい」は食べ物が消化しやすいようにということだけではありませんでした。2017年に東京医科歯科大学での実験で「成長期のそしゃく刺激の低下が記憶をつかさどる海馬の神経細胞に変化をもたらし、記憶・学習機能障害を引き起こすことをマウスモデルで示した」と明らかにされています。

つまり、あまりかまなくても食べられるやわらかい食べ物は脳の発達に悪影響を与え記憶力の低下にもつながるというわけです。

最近では、若年性認知症(65歳未満で発症する認知症)の患者数が全国で4万人ともいわれています。これとは別に軽度認知障害ともいわれる認知症前段階の人数は400万人ともいわれていますから、昔から見ると爆発的に増えているのがわかります。

これらが全て食べ物と関連しているとは言い切れませんが昔のように歯ごたえのある料理が敬遠され、ファストフードのように「食べやすく」「やわらかい」食事を好んで食べることが少なからず影響しているように思えます。先の実験では「成長期の」とありますが、認知症のことを考えると一生を通じて「噛むこと」はかなり重要です。

そしてまた噛むことと同じくらい重要なのが、脳内に蓄積される「アミロイドベータ」と呼ばれるたんぱく質の除去です。アミロイドベータは脳内で次第に毒性を出して脳神経細胞を徐々に破壊することで認知症の原因ともいわれています。

大豆に含まれている「ホスファチジルセリン」という成分がアミロイドベータの排出を促す作用をもっています。ただ、大豆だけを食べているわけにもいきませんからサプリメントでの摂取をおすすめします。

ホスファチジルセリンはアルツブロックというサプリメントにも配合。1か月間無料で試せるうえに解約も自由なので気になる方は試してみてはいかがでしょうか。